2000.02.05
丹沢山〜塔の岳 雪山ハイク

丹沢山は丹沢山塊で2番目に高い山です。宮ケ瀬方面からヤビツ峠へぬける県道の塩水橋を渡ってすぐの所に林道入口の立派なゲート(註1)が有ります。車を路駐してゲートの歩行者用くぐり穴を通って林道に入ります。2〜300m歩くと右側にコンクリートの橋が見えてきます。右折して橋を渡り堂平までの舗装された林道を登ると1時間30分ほどで堂平の登山道入り口に着きます。

(註1)2年前までは、このゲートはもっと簡単なもので、登山者の多い夏休みの時期以外はいつも開いたままになっていて車で堂平まで行く事が出来ました。ところが悪質な産廃業者等のゴミの不法投棄がヒドイため完全な車両通行禁止となりました。



堂平から天王寺尾根への北側斜面を登る栗原さん。

嬉しそうな顔をしているが、かなり滑っている。

トレッキングポールや軽アイゼンを持ってきているのに、なぜか使っていない。



「栗さん遅いな〜。」と余裕を見せる斉藤(順)。

 彼は冬の丹沢を完全にナメきった軽装で来ている。



たまりかねて軽アイゼンを着けトレッキングポールを使いはじめる栗原さん。



斉藤(順)は、滑りながらも快調に先行。



このコース最大の難所、写真ではわからないが両側が崖で、滑落したら無事では済まない。

北側斜面と南側斜面で雪の状態がはっきり分かれているのがよく判る。



この辺りは積雪が多く、雪山の雰囲気が味わえてなかなか面白い。



斉藤(順)は相変わらず快調で、滑って転んだところを激写しようと狙っていたがなかなか転ばない。



野ねずみの足跡らしきものを発見。真ん中に尻尾の跡の細い線が付いているのが特徴。この辺りでは鹿は、来る度に見かけるし、たぬきや野うさぎの足跡も良く目にするが、野ねずみの足跡は初めてなので思わずシャッターを押した。





丹沢山まであとひと息。

この辺りでは珍しい木道が有るが、何のために有るのか良くわからない。三年位前に造られたように記憶しているが特に保護されている植物があるという話は聞いたことがないが私が知らないだけかもしれない。