この写真の中央のススキの藪をかき分けて堂平の林道終点に出ました。

藪に突入してから20分程度、林道ゲートからは1時間20分かかりました。

自転車の場合、舗装林道で1時間はかからないでしょう。たぶん・・・。


林道をはさんで反対側の金属の足場パイプを組んだ階段が丹沢山方面への登山道入口です。

ここからは大半が階段になりますが傾斜はゆるいので呼吸を乱すことも無く淡々と歩きます。

自転車の場合は担ぎということになります。


途中、井戸のような、何だかわからないもの発見。


もう少しで堰堤に出ます。
そこから天王寺尾根まで北斜面の急登になるので、堰堤は休憩ポイントです。

今登ってきた道は数年前に新しく作られた道で、以前はもう少し北側のルートで階段もほとんど無い歩きやすい道でした。
写真にある丸太の土止めの部分がそのなごりでずっと右側へ続いています。 植生保護等の理由で付け替えられたようです。


堰堤に到着。
今では水流が全く無くなってしまったのか、真ん中に木が生えてしまっています。

涼しくなったとはいえ、天王寺尾根はヤマビルが多いと聞いていたので対策に食塩水のスプレーを持ってきました。
そろそろ足元にかけておこうかと思ったら・・・、
もうやられていました。



左足のくるぶしあたりの靴下に血が滲んでいます。靴の縁の部分に5mm足らずの極小ヤマビル発見。「小さっ!」。こんなに小さくても、小石で潰すといっちょまえにたんまり血を吸っていました。

両足の靴下を脱いで確認しましたが他には取り付かれていないようです。
靴下に食塩水をたっぷりスプレーし出発しました。(これ本当に効くのかは不明)


最初の崖っぷちの登りは段差が自転車を担いでの登りを考えると結構きびしいものがありますが、長くは無いので集中して乗り切りましょう。今回は歩きなので問題なし。

大半はジグザグの急登ながら周りが開けているのでフルサスバイクを背中に担ぐ方法も可能です。

写真の階段も丸太ではなく土嚢なのでグリップもよく楽に登れます。


丸太の階段が出てきて、この道標を越えたら、もうすぐ尾根に出ます。
(振り返って撮った写真)


最後の丸太階段。


尾根に出ました。

林道終点から1時間10分かかりました。自転車を担いでいたら1時間30分くらいか?