スタート直前。

 ただ浮かんでいると岸へ向かって流されます。込み合っているので他の艇とぶつからないように同じ場所に留まっているのは結構難しいんです。

 でも上位を狙うわけじゃないのでポジション取りに気を使うことはありません。後ろの方からのんびり行きます。

(写真は塩島さんのサイトより)


 スタート。

 本当に最後尾に近いです。後ろはたぶん2〜3艇。

(写真は塩島さんのサイトより)


 スタート直後なのに先頭はもうずいぶん小さくなってしまいました。
折り返しまでの前半を抑える作戦なのでツーリングペースで力を抜くことだけを考えて漕ぎます。

(写真は塩島さんのサイトより)


 岩地を出て右方向萩谷崎沖で折り返し再び岩地の湾内に戻ってきます。そして今度は左へ雲見方面へ漕ぎだします。

 写真は雲見を過ぎて浅間下でレスキュー待機中の師匠に撮ってもらいました。


 波勝崎沖で折り返した直後。

 追い風になり暑さを感じるようになりました。
 往路を抑えて漕いだおかげで疲れは全く感じません。ここからペースアップしてみました。

(写真は東芝アドホックヤマダさんのサイトより)


 ずーっと前を漕いでいて追いつきそうでなかなか追いつけなかった白い艇をようやく抜きました。

 遠くに見えていた何艇かの集団が目に見えて近づいてきます。
力を入れちゃダメだぞ〜と思いながらも肩に力が入ってしまいます。目に汗が入って沁みます。呼吸や心拍は全然問題無いので、もういいやガンガン行っちゃおうと決めました。

(写真は東芝アドホックヤマダさんのサイトより)


 何艇か抜いて岩地に戻って来ました。
時計を見ると何とか2時間30分は切れそうです。

 レスキュー待機中の伊豆の仙人塩島さんの前を通過。(写真は塩島さん撮影)


 浜のゴール地点。
 すでにゴールした選手の皆さんや応援の皆さんで賑わっています。

 近づくと自分のゼッケン番号と名前がスピーカーで呼ばれます。ちょっと感動します。


 着岸してカヤックを降りるとスタッフの方々がカヤックを別の場所へ片づけてくれます。選手はそのままゴール地点へ走ります。

 ゴールには斉藤文彦さんがずーっと立っていて一人一人に笑顔と握手で迎えてくれます。
(写真はオフィシャルサイトより)


 ゴール後は、地元の奥様方が用意してくれる海鮮バーベキューを楽しみながら後からゴールしてくる選手を迎えます。(私の後ろにはそんなにいませんが・・・)