2009.07.12
なんかカヤックに慣れてきたかも

師匠と漕ぐのは3週間ぶりですが、実はこの間に2回ほど我慢できずに1人で漕いでしまいました。

 ロールが上がらないのに1人で海に出るのは危ないんですが、海が穏やかな時だけ陸に近いところを漕ぐようにしました。
 
 今日は師匠の「ハヤテ」を購入された方と3人で漕ぐことになりました。

 着替えも済ませていた私は先に出艇して。湾内をグルグル回ってお2人を待ちました。


 尾ヶ島でUターンして、いつものように菜島方面へ向かうのかと思っていると、師匠が
「ロールの練習でもやりましょうか」と・・・・。
思わず「ここで、ですかあ?」と聞き返しました。
 「こんな所じゃ私が大変ですから・・」と師匠。「今、一瞬すごい緊張しましたよ」とハヤテ氏。


 出艇した浜に戻ってロール練習開始。

 ハヤテ氏は普段シットオンタイプに乗っているのでロールの必要が無いので初めての体験だそうです。

30分で上がるようにしますからと師匠。

なかなか良い感じなんですが、初心者の常で頭を上げようとしてしまい上がりきりません。
私も同じような状態なので他人の練習を見るのはとても参考になります。

 ああここで我慢して頭を残せば上がるのに・・・と客観的に見れば良くわかるんですが実際やって見るとねえ。

 次は私の番ですが、今見ていたので上がるイメージを描きます。「我慢我慢」。
・・・で、意外に簡単に成功。「もう1回やってみて」と師匠。今度は少し油断して頭が早かったのですが、ぎりぎりセーフでなんとか上がりました。ボロが出る前に終了。


 浜に上がってひと休みします。

陽射しが無いので風が吹くと濡れた体では寒さを感じます。


しばらく雑談していると、ハヤテ氏が「カヤック持って行かれてますよ」と師匠に・・・。
見るとアラビア風のかぶり物の人が師匠のカナックを波打ち際に引きずって海に流そうとしています・・・。
「ダメですよ〜、白洲さん」と慌てる師匠。


 寒くなったし少し漕いで暖まりましょうということで白洲さんも交えて漕ぎ出します。
少し漕ぐとすぐに暖かくなりました。と言うか今度は暑いくらい。


漕ぎながら師匠に塩島さんのサイトで読んだスクリュー漕ぎについて教えを乞います。
ブレードを前に傾けて水面に近いところを漕ぐんだそうです。
やってみると気のせいか少し艇速が上がったような気がします。

 先日のソロ漕ぎの時に偶然出来るようになったアウトリーンでの方向修正のお陰でラダーを使わなくても追い風追い波に対応出来るようになりました。それにパドルに少しだけれど体を預けられる様になりました。それがロールにも生きてきたかも知れません。ますますシーカヤックが楽しくなり深みにはまって行きそうで怖いです。

 今日も午前中で終了。少ししか漕げなかったけれど、師匠から「ずいぶん上達しましたね」と褒められて、良い気分で帰途についたのでありました。