2011.01.30
第44回 座学 (講師:塩島さん)

本日はHAYAMA ON R40の第2回目の座学。講師は「伊豆の仙人」とか「しおちゃん」とかよばれ尊敬を集め慕われる塩島さんです。
 遠路伊豆から弟子の遠藤さんを伴って来て下さいました。

 7:40くらいに葉山駐車場の入口まで来ると、まだ開門前のようで門の前に車が停まっています。
 ナンバーを見ると「伊豆」。車から降りて近づくと塩島師匠でした。7:30頃に到着とのこと。

 すぐに師匠も到着。8時開門なんですが、何台か開門待ちの列ができると少し早めに開けてくれます。


 次々とカヤックを載せた車が到着。さすがに塩島さんの座学となると人が集まります。

 師匠から受付を仰せつかりました。たまには弟子らしく働かないとね。


 前回の城後さんの座学のときは会場をとってなかったので、この駐車場のアスファルトに正座という失礼な待遇をしてしまいましたが、その反省も踏まえてか?今回は葉山町の福祉会館をおさえてありました。

 資料の準備をする塩島さんとヒゲタキさん。


 いよいよ始まります。

 さすがの巨匠も陸の上ではやや緊張気味?。


 大勢の方が集まってくれました。


 ホワイトボードで図解しながらの講義。

 ナビゲーションと海況の読み方について教えていただきました。


 最後に集合写真。


 長者にもどって午後からはグリーンランドパドルの漕法を実際に海に出て学びます。

 風がやや強いものの良く晴れて気持ちの良い海が広がっています。


 集合に手間どって予定よりだいぶ遅れて開始。

 私は足首を痛めているので残念ながら陸から見学です。


 まずはパドルの持ち方から。

 持つ幅は平パドルより狭く肩幅くらい。真上に上げてブレードが地面と水平になるように。


 そのまま前に降ろして行くとブレードが地面に対して斜めになる。その角度のまま漕ぐ(スクリュー漕ぎというらしい)とカルマン渦が出来にくく効率よく漕げるんだそうです。


 押し手を最後に下方にグッと押すことで強い推進力が得られるとのこと。


 浜で説明を聞いた後、実際に海へ出てやってみます。


 どんどん遠ざかる皆さん。防波堤の先端まで行って撮ったんですが、ズームでも追えなくなりました。


 今日は風が強いので湾から出ずにまた戻ってきました。砂浜を歩いて近づいて撮影。


 富士山に向かって漕いでいます。ズームだと富士山がデカイ。

 漕ぎ方だの細かい所は岸からでは全くわかりません。


 こんどは階段を登って上の駐車場から撮ってみました。


 講習を終えて帰還した塩島艇。

 お疲れさまでした。


 ご丁寧に、


 名刺を頂きました。

 南伊豆にも是非とお誘いいただきました。


 帰りはいつもの朝比奈峠越えで渋滞にはまりました。ノロノロと進んでいると、白いものがちらついてきました。
 寒いわけですねえ。どんどん雪が積もってきたらどうしよう。と心配しましたが、すぐにやんでしまいました。(それはそれでチョットがっかり)


 経験に裏打ちされた塩島さんの講義はとても勉強になりました。といっても前回の城後さんのお話のときもそうなんですが、私にはレベルが高すぎる内容でした。それでもいつも漕ぎ慣れた近場を漕ぐ時にも地形や風、潮の流れなど考えながら漕ぐ習慣をつけることは大切であり、本当はそうでなければいけないんだと気づく良い機会になったと思います。