2011.02.20
第45回 どんより曇りでテンションあがらず

本日の天気予報は一日中曇り。特にこの寒い時期は太陽が出ていないとテンションがあがりません。
 じゃ、やめとけば良いのにそれでも出掛けてしまうんですよね。
 気合いが入らない分、遅めに自宅を出たんですが、こんな日は世間の皆さんも気合いが入らないらしく道路はスカッスカに空いていて8時頃には葉山の駐車場に着いてしまいました。思った通りカヤッカーは誰も来ていません。海を見に行くと北西風で海面の模様が右から左へ流れていますが波はほとんどありません。寒いので車の中へ。なんだか眠くなってウトウトしているとだんだん賑やかになってきました。うす眼をあけて様子を見ると師匠の車が見えました。車から降りてご挨拶に伺うと「ねむい」とのこと。「しょうがないから今日は城ケ島は勘弁してあげましょう」って、自分が勘弁してもらいたいんですけど・・・。

 桜吹雪のS藤さんと3艇で漕ぎ出します。向かい風ですが波が無いので漕ぎやすい状況。

 こんな天気に1人で漕いだらさびしそうです。ひとりならたぶんやめて帰ったかも。


 江ノ島も霞んでいます。


 少し漕いだら何だか暑くなって来ました。ドライの下にフリースを着てきたのは失敗かも・・・。

 向かい風なので写真を撮るためにパドリングをやめると、あっという間に離れてしまいます。あとでGPSのログを見たら、そのたびに押し戻されていることがわかりました。


 ホンダワラが海面に顔を出しているところは風紋も見えず湖のようにまっ平らですが、パドルに絡んで漕ぎにくい。


 岩場をぬけると海況が一変。


 逗子方面の谷筋を通って北西風がまともに吹きつけます。小さいながらも風波が立ち始めました。


 葉山港の堤防に向かうころ風速はさらに増し、一生懸命漕がないと止まりそうです。


 これは堪らん。ということで・・・、


 逗子海岸手前の小さな入り江に逃げ込み風を避けて休憩となりました。


 「ゆっくり漕いで戻りましょう」と師匠。

 帰りは追い風なので速度は出ますが斜め後ろからの風で進路修正が忙しくなります。


 鮫島を過ぎると山に遮られて風が弱まるので、急に穏やかな海面になります。

 長者に戻っていつもの食堂へ行くことに・・・。力を抜いてゆっくり漕ぎます。


 浜に戻ると葉山在住のT口さんが居ました。今日は漕がずにお散歩らしい。

 T口さんも一緒にいつもの食堂へ。きょうは味噌ラーメンを食べました。ちょっとぬるかったです。


 きょうは浜が広〜い。右の岩のあたりまで濡れて色が変わっているから満潮時はここまで海だったわけです。きょうは大潮?と思って帰ってから調べたら中潮だって。


 この岩もいつもより存在感を示しています。


 午後の漕ぎをどうするか、「コーヒーでも飲みながら考えましょう」と師匠。ごちそうになりました。

 こんな天気なんで・・・ひなたぼっことは行かず、せめて風を避けられる場所で・・・。


 S藤さんは、もう上がるとの事。師匠と2艇で軽く尾ヶ島あたりまで漕ぐことになりました。


 このあたりも風が上がってきています。


 いつもより大きい尾ヶ島の南側をまわる師匠。


 出艇した浜に戻ってきました。

 打ち寄せる波が全く無いので横向きに接岸。降り沈の心配が無いのが嬉しい。


 湾内で練習中のK原さん。これが噂の「カーボン製Gパ」持たせてもらったら軽い軽い。

 師匠が「あ〜っ!」と指さす方を見ると。


 弟子2号がいました。きょうは三戸浜から出て黒崎の鼻あたりを漕いだらしい。


 駐車場に戻って、片付けを始める前にお湯を沸かして温かいコーンクリームスープを飲みました。きょうはツーリングのの予定だったんで一応用意してきたもんで・・・。役に立ってなによりでした。