2011.10.24
第58回 江の島、江の島〜!

また平日ですが、風の予報がグッド(一日中微風)だったので出撃しました。
 でも一日中曇りらしい雨もパラつくかも。朝のうちまだ雨が降っていました。

 きょうは城ヶ島が目標。1人じゃ心細いので師匠を無理やり誘い出しました。

 こ〜んな感じの曇り空。でも予想に反してなんだか空気が生暖かい。

 8:30出艇予定が9:00過ぎに・・・、体調もイマイチなんで城ヶ島はやめて江の島に変更。


 沖を漕ぐと景色の変化に乏しく、あまり写真を撮る機会もありません。

 気がつけば、江の島がずいぶん大きくなってきました。

 陸からでは判らなかった波長の長いうねりが南西方向から入っています。反対方向からの風波とぶつかって時々複雑な動きをします。


 


 江の島到着。記念写真です。

 長者から1時間40分くらい。予想より多くかかりました。


 江の島を時計周りに1周します。


 江の島をこっち側から見るのは初めてです。


 な〜んか違和感があると思ったら、


 江の島のシンボル「平和塔」の形が・・・変わってる。


 私が知ってるのは、こんな形だったんですが・・・・。

 ここで豆知識。
 「読売平和塔」として1951年に読売遊園(二子玉川園)から移築。
 今の塔は、2003年に「江の島展望灯台」として建て替えられたんだって。


 岩壁の中を貫いて遊歩道がつけられていますね。


 西側へ周ってきました。

 岩礁地帯には釣人が大勢竿を出しています。大回りして通過。


 前方に江の島弁天橋が見えてきました。下を通り抜けられるのか?

 そのとき上空に何やら怪しげな飛行物体発見。


 また豆知識です。
 明治時代に木造の橋がかけられ、鉄筋コンクリート製の現在の江の島弁天橋が架けられたのは昭和33年(1958)だそうです。私が小学校4年生の頃です。大昔ですね。

この写真、江の島を背にして撮ってます。左側が歩行者用の江の島弁天橋。右側は自動車用の江の島大橋です。

 江の島大橋は昭和39年(1964)東京オリンピックのヨット競技の会場となったのを機にかけられたそうです。。


 


 小動岬を通過。

 予報と違って晴れてきました。陽射しが強く、風も無いので暑い。
 師匠は黒の裏起毛ウエアで辛そう。


 霞んでますが、真ん中へんのでっぱりが稲村ケ崎。

 こっち側からの景色は初めて見るので新鮮です。


 帰りも沖出しで、森戸神社前の浜にトイレ上陸。

 サービスで師匠が降り沈してくれました。


 トイレ前から見た朱塗りの「みそぎ橋」。

 左奥が森戸神社です。

 菜島でお弁当の予定でしたが「ここでいいや」と日陰をみつけてランチタイム。


 ゆっくりとお弁当を食べ、ぼちぼち出発。


 午後の陽光にキラキラ光る海面をゆったりと漕ぎ進みます。
この緊張の解けたユル〜イ幸福感、山サイのとき、STを下り終って農道をのんびり流す時の感じに似ています。


 離れ岩に立つサギのシルエット。な〜んか絵になりますね。


 「いつも漕いでいる所に戻って来ると落ち着きますね」と師匠。
 師匠でもそうなんですかあ。
 私、初めての場所じゃ無くてもソロ漕ぎだとめちゃくちゃ緊張して喉がカラカラになります。


 きょう唯一の波が立っているところを通ります。


 長者に戻ってきました。


 ケムさんのスクール中でした。

 師匠に無理やりロールをやらされてしまいました。結果はもちろん失敗。沈脱して再乗艇、水は飲むし、急に疲れが出ました。
 ロングで再挑戦なんとか成功したので「今日のところはこれで勘弁してやるか」ということで終了。

 最後に師匠のサービス降り沈。(あきらかにヤラセですが)


 駐車場に戻って、「疲れている顔で」とのオーダーで1枚。
 (実際、疲れているんですけどね)


 念願の「江の島制覇」しました。バンザーイ!
 GPSログによると全行程26km程度でした。その割に疲労感があるのは暑かったせいでしょう。
 ああそれと最後のロール失敗の精神的ダメージも。

 道路は往きも帰りもわりと空いていて早めに帰宅出来ました。でも真っ暗。日が短くなりましたね。