1993.08.14〜16
野辺山−下仁田MTBキャンプツーリング

初めてのMTBキャンプツーリングでした。雨の予報でしたがこの季節ならと強行しました。
東急東横線−JR南武線−JR中央線−JR小海線を乗り継ぎ野辺山駅に到着した途端に激しい雨になってしまいましたがレインウエアを着込み荷物をビニールシートで覆い出発しました。
今日は八千穂高原の自然園のあたりでキャンプの予定でした

海ノ口牧場への分岐を通り越してしまい余計な登りで体力を消耗してしまいましたが、ようやく牧場の前に到着。雨も小降りになりました。


海ノ口牧場の柵の前でひと休み。


八ヶ岳大幹線林道を稲子湯方面に向うはずが途中で道を間違え横岳の登山口方面への林道に入ってしまい気づかないままに再び降りだした雨の中、急な砂利道を自転車を押して2時間ほど登ってしまいました。
日没までに予定の地点まで行くことは不可能なのでコースを変更し国道141号線へ下りる林道の途中の清流の傍にテントを張りました。すっかり雨も上がり夕日の中をミヤマトンボがとびかう様はすでに秋の風景でした。


翌朝も晴れ、一旦国道141号線に出て臼田町まで下り右折して雨川沿いに田口峠まで登り、今度は馬坂川に沿って下ります。


勧能でT字路を右折し南牧村自然公園へ向うころ突然強い雨が降ってきました。キャンプ道具を積んでの急登にたまらず途中から押して歩きましたが、あまりの蒸暑さに堪らずレインウエアの上着を脱いでしまったのでキャンプ場に到着したときはずぶ濡れ状態でした。
料金を払いに管理棟へ行くとなんと檜造りの風呂があるというのでテント設営後さっそく風呂へ。雨の中を歩いてきた後の風呂はまさに天国天国という気分でした。


このキャンプ場は区画割されていて隣のテントと離れているので開放感があります。もっともこの日はテントはまばらで隣のサイトのテーブルも使ってしまいました。


清々しい山の朝。雨上がりで向こうの山から煙のように霧が立ち昇っています。



午前9時ごろテントをたたみ出発。今度は下りなのであっという間に勧能のT字路に着いてしまいました。ここからは南牧川に沿って緩い下りの舗装路を下仁田駅に向いました。
今回は初めてのキャンプツーリングで、余計な荷物を持ってきてしまい機動性を大きく損ねてしまいました。また雨に祟られたのも残念でしたが、雨上がりの気持ち良さも捨てがたいものであり、まあ良かったかなと思います。( J.Takeuchi )