最初のうちは走りやすい砂利道で快適に下ります。



次第に濡れた石と滑りやすい赤土が露出した道になり緊張して走ります。



途中、稲子小屋がありましたが、今にも崩れ落ちそうな廃屋になっていました。

小屋の入口には「崩落の危険があるので中に入らないように」というような注意書きがありました。



再びフラットな林道となり快調に飛ばします。



軽く流すには丁度良い傾斜でブレーキも軽くかけるだけです。



稲子の集落に出ました。

立派な門構えのお宅の前で一休みしました。



ここからはオンロードでJR小海線海尻駅を目指します。



海尻駅のホームに到着。

海尻駅は無人駅のため改札もありません。 だからと言ってホームの上を自転車で走ってはいけません。



次の列車まで十分すぎる時間があることが判明。

おかげでゆっくり自転車の泥を落としパッキングする事が出来ました。

私は佐久平駅経由で新幹線で帰る予定ですが、I山さんとK野さんは本日野辺山の(お洒落な)ペンションに泊まり明日は野辺山周辺のツーリングとの事。K宮さんは小淵沢から中央線で帰宅との事で私1人だけ反対方向の列車で寂しく帰りました。




 あいにくの天気で硫黄岳山頂からの360度の眺望を体験できなかったのが残念でしたが、MTBツーリングという観点からはそれほど雨も気にならず楽しめたという印象です。
不思議なもので街中ではあんなに嫌な雨も山の中では1つの表情として受け入れることが出来ます。雨でなければ得られない風景というのもあります。そんなわけで今回のツーリングも実に楽しいものでした。( J.Takeuchi )