上方を見上げると空が広くなり頂上が近いことを知らせてくれます。


最後の担ぎを頑張り、


雁坂峠に到着。
峠にはグレーのジャージ姿のオジサンがいて
「自転車担いで登ってきてまた担いで下るわけだあ」
と笑顔で話しかけてきました。 登山者にしては軽装で荷物も少ないのでおそらく雁坂小屋の方だろうと思いました。


やはり雁坂小屋の管理人さんで。「二人連れの登山者を見なかったか」と聞かれました。 「今夜小屋に泊まる事になってるんだが、あんまり遅いから峠まで見に来た」との事。
「さあ?見かけませんでしたねえ」と私たち。


登ってきた沢沿いのルートが見渡せます。
段々とガスがかかってきて向うの山頂が隠れてきました。


満足そうな様子の小宮さん。



「雁坂峠」と書かれた道標の前で記念撮影的写真を・・・。


わざとらしく自転車を担いで・・・。


一段とガスが濃くなってきて寒くもなってきたので小屋へ下ることにしました。

オヤジさん「これから下山ですか?」
K宮さん「いや、小屋に泊まります。」
オヤジさん「ああ泊まりですか」・・・ちょっと間が空いて「K宮さんですか?」
K宮さん「はい、そうです。」
という事でオヤジさんが探しに来たのは我々だった。というオチに。