橋の終わりがようやく見えました。40〜50mくらいあったでしょうか。



再び針葉樹林の道になります。



突然前方に建物が現れ、何とこの道はその中に入って行きます。



無人のその小屋の中には土の窯がありました。炭焼き窯なのか陶芸用の窯なのかわかりませんが、小屋の外に大量に積み上げられた丸太の切り口の新しさからすると今でも使われているように思えます。
しかし今登ってきた道、特にあの朽ちかけた丸太の橋を通って出来上がった炭を運んでいるとは思えません。不思議だ。



小屋から右側にも道らしきものが続いているので行ってみました。
しかし伐採した跡の急斜面の下でこの道は終わっていました。
沢すじに少し進んでみましたが道らしきものは発見出来ず、どうやらこの小屋が終点のようです。



途中、送電線点検用の道が分岐していたのを思い出し、その地点まで戻ってみました。
荷物を置いて左に見える階段状の急坂を登り周囲を見渡すと、送電線の鉄塔の位置から予定の沢の一つ隣の沢に来てしまった事が判明しました。
地形図を確認すると今立っている斜面がある尾根上に点線でルートが示されていて、それを東へ辿って行くと本来のルートに合流出来そうな事がわかりました。



一旦元の地点に戻って自転車と荷物を担いで再び急斜面を登り、尾根に出ました。
地図上では尾根の上にあるはずの道が実際には尾根の左側の斜面に沿ってついていました。 とりあえず現在地が確認出来てひと安心。小休止して軽くエネルギー補給します。



ハッキリした道ですがやはり倒木などでほとんど押し歩き。



荒れた塹壕状の道を登りつめると、



前方が開けススキの原に出ました。
何かほっとしますが、道が曖昧になりました。K野さんが偵察に行きこの先に道を発見。