Caplio G4 wide を買いました。


レリーズタイムラグ 0.14秒
雑文にも何度か書きましたが、今まで使っていたデジカメに不満がありました。
一番の不満はシャッターボタンを押してから実際に写真が撮れるまでの時間(レリーズタイムというそうです)が1秒近くかかる事です。これだと動いている物を撮るのは至難の業です。
それとメモリカードに書き込む時間がまた数秒かかるのでシャッターチャンスを逃しまくっていましたから、とにかく応答の速いカメラが欲しかったのです。


フラッシュの横に設置された光学センサーと、CCDによるエッジ検出の2つの方式を使い分ける ハイブリッドフォーカス機構 によりクイックレスポンスを実現しているそうです。

もちろん世の中にはもっと速い機種もありますが実売価格2万円を切ってこの性能は買いだと思います。









←これからは、こういう残念な結果になることは無くなると思いますよ。



撮影モード切替がワンタッチ


もうひとつ操作性に不満があった撮影モード切替。今まではメニュー画面を見ながら何度もボタンを押して切り替えていました。
静止画と動画を瞬時に切り替えられないのでとても不便でした。

上部のダイヤルでワンタッチ切替え出来るのは本当にありがたいです。


その他にも、ADJボタン(アジャストボタン)で、EVシフト/ホワイトバランス/ISO感度 の設定画面を呼び出すことができたり、
上部のダイヤルで、ポートレート/スポーツ/遠景/夜景/文字/高感度、のシーンを選ぶことによりそれぞれのシーンに適した設定が自動的に行われたり至れり尽せりです。

このカメラを買ってすぐに、ほとんど取扱説明書を見ること無く使いこなせるようになった事からも操作性の良さを実感できます。




ワイドズームレンズ
このカメラの一番の特徴は28mm〜85mmのズームレンズが搭載されている事です。

ほとんどのコンパクトデジカメが35mm〜らしいのですが、技術的に難しいんでしょうか?

ワイドレンズの利点は、風景をバックに人物を撮影した場合に広い範囲の背景を写し込めるので何処で撮ったのか判らないような記念写真にならなくて済みますし、撮りたい被写体を画面に全部入れようとどんどん後ろに下がって崖から落ちてしまうというような危険を回避する事もできるわけです。




同じ場所から撮った写真ですが、28mmにする事でこんなにワイド感が出るんですねえ。

ワイドレンズで心配なのは画面周辺の歪みですが、今のところ全く気になる事はありません。



単三電池が使える
専用リチウムイオン充電池の他に、単三形電池(×2)が使えるも便利です。
そのためにボディサイズが大きくなっているのかも知れませんが、あまり小さいボディよりかえって持ち易い気がします。(ポケットに入れて持ち歩くには大き過ぎますが・・・。)



その他
1cmまで寄れる接写機能もあります。マクロモードでも 9cm 以遠で内蔵ストロボが使えるというのは以外に便利です。

2秒間の連写画像16枚を1枚の画面に並べて記録するモードなど3種類の連写モードもあるますが、あまり使い道を思いつきません。

デジタルズームという機能も有りますが、試してみると全然役に立ちそうにありません。まあオマケみたいなものでしょうか。



以上、使い始めの印象を書いてみました。
まだ実戦で試して無いのですが、かなり使えそうで楽しみです。