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2003/07/30
日本人向けの靴


トレッキングシューズの広告に「日本人の足に合わせて木型を作りました」とありました。
日本人の足は幅広甲高なんだそうです。おかげで日本人の足に合った靴がたくさん出回っています。

チョット待って下さいよ! 細い足の日本人だって居るんですよ。

左右の紐穴がくっつきそうなくらい靴紐を目一杯締めるので見た目にも格好悪くなります。
もちろんメーカーも細目のサイズを用意してはいるようですが品薄で探すのは結構大変です。


2003/07/29
平等(びょうどう)


平等というと「何でも同じにする事」と考えがちです。
例えば100個の荷物を5人で運ぶ場合を想定します。
1人が20個ずつ運ぶことにするのが平等ですね。でもこれは5人が同じ体力という前提の場合に言えることです。
実際には体格も腕力も異なるのが普通です。同じ荷物を運んでも当然体力の優る者は体力が劣る者より楽に運べます。これは不平等ですね。
つまり荷物の量ではなく負担を同じにするのが本当の意味の平等ではなかろうかと思うわけです。
そういう考えから生まれたのが共産主義だったのかも知れませんが、凡人はどうしても損得勘定してしまうのが常で、なかなか難しいようです。
例えば、あなたより半分しか仕事が出来ない人が同じ給料だったら不満に思うでしょ!でもその人だって生活費は同じにかかるわけですからね・・・。


2003/07/27
権勢症候群


「飼い犬に手を噛まれる」という言葉があります。
可愛がっていた者に裏切られるという意味ですが、実際に飼い犬に手を噛まれる人がたくさん出ています。

元々「飼い犬に手を噛まれる」という言葉ができた背景には、「飼い主を噛む犬は居ない」という前提があったのでしょう。ですから「飼い犬に手を噛まれる」というのはとんでもない出来事だったわけです。


ではなぜ飼い犬に手を噛まれるようになったのでしょう。それは犬を溺愛して「しつけ」を忘れたからに他なりません。

犬が自分を群れ(家族)のリーダーだと思ってしまう権勢症候群などというのは、昔の犬の飼い方(これはこれで別の問題がありましたが)では起こりようがなかったのです。

自分の立場を正しく認識させる。これは犬ばかりでなく人間の子供のしつけにも通じるものです。
「可愛いから好き放題させる」ことが将来大きなツケとなって返ってきます。


2003/07/26
テントが狭い


人間の欲というのはキリが無いですね。
今まで気に入ってずーっと使ってきたテントですが、 他の人のもっと使い心地の良さそうなテントを見てしまうと急に不満が出てきます。
何と言ってもその空間の広さ、重量は同じ位なのに・・・。
寝るだけなら今のテントで充分なんですが、雨のキャンプの時などテント内に荷物を持ち込みたい、濡れた衣服を乾したい、中で着替えをしたい、などと考えるとある程度の広さが欲しくなるわけです。




2003/07/25
本場「松坂牛」の


「牛肉弁当」を食べました。 シーカヤックの紀伊半島ツアーに行く際、列車の車内販売で購入しました。 現地に着いて昼食になり、ふたを開けると、

・・・思ったよりショボイ?



でも「松坂牛」ですからねえ。そう沢山は入れられないですよ。
食べてみると・・・
思ったより硬いゾ。噛み切れない。

でも味は美味いので許すことにしよう。


2003/07/23
天井(てんじょう)


休みの日に寝ころがって天井を見ていて思いました。
天井は何のためにあるのだろう?

昔は天井裏にネズミが居たものですが、近ごろでは天井裏にネズミが居る家は殆どありません。
ですからネズミのためにある訳では無いことは解ります。

デザイン的な問題でもあるでしょうが、電気の配線を隠したり、柱や梁に悪い材料を使っているのを隠したりするのには大変都合が良い方法なのかも知れません。

また暖房効率の見地からしても天井を張って部屋の体積を小さくするのは有効のようです。
では天井の高さは低い方が良いのかというと、圧迫感があって居心地が悪いし、夏は暑いし、なかなか難しいところです。


2003/07/22
洋服のボタン

アメリカ製のマウンテンパーカーを初めて着た時、何か違和感がありました。
理由はファスナーのプルタブが右側についているからだと判りました。(日本製は左側)
もちろんプルタブを上下させる分にはどちらに付いていても同じですが、着脱の時にアレッ!という事に。
同じような事で洋服のボタンは男性用と女性用では付いている側が違います、つまり前の重ね合わせが男性は右前(右側を内側)、女性は左前になります。どうしてでしょうね。
男性用か女性用か判るように変えてあるんでしょうか。
これはどこの国の製品でも変わらないんでしょうか。

ちなみに和服は男女共に右前でわかり易いです。


2003/07/17
「ワンワン」と鳴くカラス

「朝、小鳥のさえずりで目が覚める」なんていうのはなかなか良いものですが、近頃はカラスのうるさい鳴き声で目が覚めます。
朝出されるゴミを狙って集結しているのでしょう。



アメリカ製のマウンテンパーカーを初めて着た時、何か違 何気なく聞いていると「カアカア」という声の中に「ワンワン」という声が混じっているんですね。最初は近所で飼っている犬が鳴いていると思っていましてが、ある日、隣の屋根の上から「ワンワン」が聞こえてくるんです。窓から見ると数羽のカラスが。

犬の鳴き声の真似らしいのですがカラスってオウムや九官鳥のように真似が出来るんでしょうか。
それとも九官鳥が紛れ込んでいる?


2003/07/16
必需品


「生活必需品」という言葉があります。「生活する上で必ず必要な物」という事ですが、
生活用品でこれが無ければ死んでしまうという物は意外と少ないのではないかと思います。
皆さんも今、身の回りに見えているものを1つ1つ判断して見てください。先ず目の前のパソコン、無くても死にはしませんよね。携帯電話、机、カーテン、ソファー、テレビ、どれも無くても生きていられます。
でも「生活する=生きている」ではありませんね。
「生活」という言葉は文字通り「活発に生きる」すなわち「快適に楽しく生きる」という意味に解釈できます。
そういうことを考えると全ての物が「生活必需品」に見えてきます。
物に限らず、一見無駄に思える事が人生を豊かにしてくれる事も多いものです。
世の中に無駄なものは無い、1人1人の人間もまた同じです。自分は何の役にも立っていないのでは?とお悩みのあなた!心配要りません、間違いなくあなたも世の中の必需品なのです。


2003/07/15
超高層住宅構想


地上1000mの超高層住宅を建て、空いた土地を緑地化して自然を呼び戻すという構想をある建築家が説明していました。
何棟かのビルをらせん状の通路(確か横方向にも移動するエレベーターをつけるようなことも)でつなぐ事で地震や風による揺れを抑える構造でした。
素晴らしい構想でしたが、ふたつ疑問があります。

まず1つは1000mもの大きな建物を沢山建てたら、その周囲は太陽の光が遮られて緑化は出来ないだろうということ。

2つ目は、売り物の「全てを見下ろす眺望」も、超高層住宅が1棟だけなら有効ですが、これが何棟も建ったら、窓から見えるのは隣の大きな建物ということになります。下の方の階の悲惨さは言うまでもありません。


2003/07/14
違和感


珍しくテレビでメジャーリーグベースボールの中継を見ました。野茂選手がメジャーリーグに行った頃にも何回かテレビで見たことがありますが、日本のプロ野球とはスタジアムの雰囲気も異なり、ああアメリカだなあという感じでした。

今回観て何となく「アメリカ」を感じられなかったんです。もちろんメジャーで活躍する日本人選手が増えた事もあるでしょうが、何だか日本のプロ野球の画面を見ているような・・・。
原因はバックネット下の広告でした。一番目立つ所に日本語の広告。


これって実際に広告が出ているんでしょうか? 最近はテレビ画面だけにバーチャルで画像を入れる技術もあるようだし・・・。


2003/07/12
トンボの羽化


最近になって我が家の外壁にヤゴ(トンボの幼虫)の蛻(ぬけがら)が残っているのを時々見かけました。同じあたりに5〜6匹の蛻があります。
そして今朝、丁度殻から出たばかりのトンボに出会いました。


←まだお腹が太くブヨブヨした感じでした。

1時間ほど経つとお腹もすっかり細くなり黒い色が濃くなり立派なオニヤンマに見えます。→

時々様子を見に行ったのですがチョット油断しているうちに飛び立ってしまったようです。

昔は今ごろの時期になるとこのあたりにもシオカラトンボがたくさん飛んでいました。宅地化が進み田んぼや沼が無くなったためトンボを見かけることが少なくなりました。
当時でもオニヤンマは珍しく、今年に限ってどうしてこんなに・・・と不思議です。


2003/07/10
交通渋滞情報


車で走りながら交通渋滞情報を受信できるシステムがあります。
多くの場合カーナビに組み込まれていて、空いた道路を選んで目的地に早く着くことができます。たいへん便利なシステムです。

しかし、このシステムが普及し誰もが同じ情報を得られるようになると便利では無くなると思います。
なぜなら、空いているという情報の道路へ皆が殺到しあっという間に渋滞してしまうからです。
するとその情報がまた公開されまた別の空いている道路へ殺到。

そうなると逆に渋滞情報の出た道路へ少し後に行けばスイスイ走れるのかも知れませんね。

これは自動車を持っている人が極わずかだった時代、速く移動できるのが売り物だった自動車が、その普及に比例して交通渋滞を引き起こし、特に都市部ではそのメリットが無くなってしまった事と同じような話です。
他人が持っていなくて自分が持っているというところにメリットがあるわけですから。


2003/07/09
水性塗料の不思議


水性塗料というのは文字通り水に溶ける性質の塗料です。
つまりシンナーではなく水で薄めて塗ることが出来るため素人にはありがたい塗料です。
でも水に溶けるのでは、屋外などの水に濡れる場所には塗れないですね。
ところが屋外用の水性塗料を売っています。
実は水性塗料も油性塗料も溶剤がシンナーか水か違うだけで塗った後に溶剤が蒸発するとどちらもほとんど同じ塗膜になり当然水に溶ける事はないということです。
水性塗料は使用後の刷毛や容器を水洗いできますが、洗った後の水を下水に流して良いものかどうか?


2003/07/08
古い電気製品


物を大切にし長く使う事は大変良い事です。しかし電気製品については長く使う事が良いとは言い切れないのです。

例えば旧式のエアコンや冷蔵庫は消費電力が大きく最新型の物の何倍もの電気を消費します。一軒の家で考えた場合、年間1〜2万の違いだったとしても全国で50%の家庭で新しい物に替えたとすると、なんと5千億円〜1兆円分の電気が節約できる事になります。(←もちろん正確な数値ではありませんよ)
原発を止めても大丈夫かも知れません。
しかも買い替えによる経済効果はスゴイぞ!

という訳で、我が家では冷蔵庫を買い替えました。めでたしめでたし。って単なる自慢になってしまいました。でも、やっと買えたんですよ。(うれし泣き!)


2003/07/07
花の名前


山歩きをしていると季節々々で色々な花に出会います。
写真を撮ったりもしますが、花の名前をほとんど知らないのです。

レポートのコメントに「○○の花が一面に咲き乱れ・・・」などと書ければ格好良いのですがね。
小さな図鑑を買って調べて見ても、「どうもこれらしい」という程度しか判らず、間違って書いたら恥かしいので結局、「紫色の花が・・・」とごまかすか、コメントなし、となってしまいます。

「花の名前をほとんど知らない」理由は、若い頃から「脇目も振らずにひたすら頂上を目指す」式の山歩きをしてきた報いでしょう。
歳をとって体力が落ちてきてゆっくり歩くようになり、少しずつ楽しみ方が変わってきました。
これからは木や花や鳥の名前を沢山覚えられるように、ゆったりとした山歩きを楽しみたいと思います。


2003/07/06
良い姿勢が保てない


ふとした時、自分の姿勢の悪さに気が付きます。
椅子に座ってパソコンに向かっていると知らず知らずに体がずり下がって胃のあたりで体が曲がるような姿勢になっています。
イカン!と思って姿勢を正すのですが、意識していないとまた
子供の頃から姿勢が悪いと言われることが多かったのですが、年をとって益々悪くなっている気がします。
姿勢が保てないのは腹筋や背筋が弱っている為のようです。
悪い姿勢を続けると色々な体の障害につながるそうですので気をつけたいですね。
第一、見た目が良くないですし。


2003/07/04
暑い夏が好き


蒸し暑い気候にやっと体が慣れてきました。
梅雨明けから9月の中頃までの暑い季節が好きです。
暑い暑いと言いつつ大汗をかいて自転車を漕ぎます。
暑いのが好きだからと言って暑さに強いという訳ではないのです。
すぐに日陰に逃げ込みたくなるのですが、この日陰の心地よさがまた堪らないのです。

10月になり涼しくなってくると、過ごし易くなるのですが何だか物足りないと言うか名残惜さのようなものを感じるのです。
寒いのが苦手なので11月後半になるともう「早く暖かくならないかなあ」と思ってしまいます。


2003/07/03
避難訓練は役に立つ


先日の東北地方の地震のとき、たまたま直前に避難訓練を行っていたため、実際の地震の時、混乱すること無く避難ができた町のことが報じられていました。

避難訓練は学校などでは定期的に行われますが、居住地域あげての避難訓練はやらない所が多いと思います。
訓練というと、どうしてもダラダラして真剣さに欠けるものになりがちです。
そんな訓練でも無意識のうちに行動の手順が脳に記憶されていて実際の災害の時の混乱が少なくて済むようです。

パニック状態になっている時に正しい判断はまず出来ないので、練習を1回でもやっているかどうかが生死を分ける事になるかも知れません。
地域あげてというのが難しければ各家庭単位でも良いので1度シミュレーションをしておくと良いでしょう。


2003/07/02
ワークショップ・モンキー

私の愛車は13年前の5月にここで生まれました。

当時、MTB関係の雑誌には必ずワークショップ・モンキーのバイクがが紹介されていました。
ベンドチューブの独特のフォルムと「究極のMTB」という形容に「これだ!」と思い早速高田馬場の店へ行き製作をお願いしました。

我々にとって御主人の今泉さんはまさにカリスマ的存在でしたからちょっとドキドキしました。
でも実際に話しをすると、とても気さくな方で初心者の私にも良く解るように説明して頂きました。

あれから13年、雨の日も雪の日も、ほとんど毎日乗って走行距離 65,000Km(推定)になります。こうなると益々愛着が湧いて新車はもう少し先延ばしにという事に・・・。

もう何年も御無沙汰していましたが、今年になってワークショップ・モンキーのWebサイトを見つけたのをきっかけに今泉さんにメールを送ると早速御返信頂きました。
これを機会にまたお付き合いさせて頂こうかと・・・。




2003/07/01
写真


最近はどこかへ出かける折にはカメラを持って行き、出来るだけ沢山の写真を撮るようにしています。

以前は自分がカメラを持って写真を撮ることはもちろん、仲間が写真をを撮るために待たされるのにも文句を言うほど写真が嫌いでした。(魂を吸い取られると信じていたわけではありませんが)
写真など撮らなくても自分の記憶の中に焼き付けておけば良いと思っていました。

今にして思えばあの頃の写真が有ればなあと残念でなりません。
例えば旅行から帰ってからその時の写真を見て、そうそうここでこんな事があったんだと記憶を呼び戻しもう一度旅行の楽しみを味わえるわけです。

いっしょに行った仲間と写真を肴に話が盛り上がる事も・・・。写真を残すことで楽しみが、ずーっと続きます。

近頃はデジカメになって現像に出す手間もいらず、費用もかからないので何枚でも気楽に写せますし、写真を友人に送るのもメールなどで簡単になりました。


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