冬場は我々MTBフリークにとって最も良い季節です。
夏には藪がうるさい低山も雑草が枯れ樹木も葉を落とします。鬱蒼として薄暗かった小径にも明るい陽が射し、晴れていれば寒さも和らぎますし、見通しも良くなって眺望を楽しむことも出来ます。
また冬の間は藪蚊や山蛭に悩まされる事もありませんしスズメバチに脅かされる心配もありません。
しかし1つだけ気になることがあります。それは稀ではあるけれど猟銃を携えた人たちに林道や登山道で出会う事です。
冬場に猟が解禁になると一部の禁猟区に指定された領域以外では狩猟免許を持っていれば自由に鉄砲をブッ放せるらしいのです。驚いた事に結構メジャーな登山道でも禁猟区でない場合も多いのです。何年か前ですが丹沢のヤビツ峠から大山への登山道で猟犬(もちろん野放し)を連れた2人組のハンターに出会いました。すれ違ってすぐに間近で発砲音が響きわたり恐怖感を味わいました。
最近では昨年末の年越しそばツーリングでも林道で猟銃を持ったハンターに出会いました。
熊だのイノシシと間違えて人間が撃たれる事故もよくあるようですから我々も撃たれるかも知れません。
昔と違って生活のために狩猟を行っている人はまず居ないと思います。遊びでやっているのです。特別な場合を除き趣味の狩猟は「全面禁止」にするべきじゃないでしょうか。
動物愛護云々はともかく、「人が居る近くで鉄砲撃つな!」ということ。
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