いつものＹ田さんのおさそいで今年最後の山サイです。山梨県上野原市にある500年の歴史をもつという軍刀利神社。写真は本殿の先を少し登ったところにある奥の院。桂の大樹に圧倒されます。
　ここから急斜面の登山道が始まります。男坂と女坂の分岐があり、以前来たときは女坂を登りました。それでもなかなかハードな担ぎだった記憶があります。それなのに今回は男坂を登ることになりました。地形図の等高線も明らかに間隔が狭い。まあ何事も経験ですから・・・。

　担ぎがあると言っても普通は担いだり押したりが多いんですが、なんと１時間１０分担ぎっぱなし・・・。とても押せるような坂じゃあないんです。最近担ぐごとがあまり無かったこともあり、これはつらいです。写真は息も絶え絶えで頂上の元宮にたどり着いたところです。
　後方に富士山がくっきりと姿を見せています。例年この時期は真っ白な富士山が見られるはずですが今年は雪がとても少ないようです。晴天が続いているからで心配しなくてもこれからいやというほど降るんでしょう。
　元宮のある頂上は平坦で草がきれいに刈りこまれた広場になってます。今回は一応「年越し蕎麦ツーリング」という事になっているので、それぞれ用意の「カップ蕎麦」をいただきました。

　いったん下って登り返すと（また担ぎですが）三国山に出ます。いつも登山者で賑わっている三国山山頂に今日は誰〜れもいませんでした。やはりコロナの影響でしょうか。電車、バスで現地へ来るのはリスクが高くなるので、私も最近は輪行しなくなりました。と言うか、車の方が楽だし着替えなど持って行けるので、この何年かは専ら車利用なんですが・・・。
　で、下りは御覧のような落ち葉のコースで快適なんですが・・・・、これがなかなかの曲者で、傾斜がきつくなるとツルツル滑って止まらない。それと浮石が落ち葉に隠れていて思わぬ方向にタイヤを弾かれるので小心者としては押して下る場面も増えます。

　とはいうものの、概ね楽しい下りでした。また来たいコースですが、次回からは登りは女坂にしたいです。

　Ｙ田さんに奥多摩の鹿倉山へ連れて行ってもらいました。私は初めてのコースです。同行のＫ宮さん、Ｋ竹さんも14年ぶりとのこと。
　初めてのコースで押し担ぎの危険が予想されるので、フルサスはやめて古いほうのハードテイルを連れて来ました。オールＸＴＲだった新車のころに比べるとやや重くなっていますがフルサスに比べたらぜんぜん軽く担ぐのも苦になりません（本当はやや苦ですけど）。
　気温は低いものの風が無かったので冬の陽が心地よく気持ちの良い山サイでした。このコースは距離も短いし危ない個所も無いので年寄り向きかも・・・。心配した担ぎですが、知らない間に砂利の林道が頂上直下まで出来ていたということで、担ぎ不要でした。でも、下りもフルサスの出る幕が無い穏やかなコースだったので、こっちのバイクでじゅうぶん楽しめました。この季節はどこへ行っても落葉の絨毯が気持ち良いですね。しかし、車で往路３時間復路４時間は堪えました。

　きょうは気持ちよく晴れたので、自転車の坂練に行きました。古いほうのＭＴＢを坂練用にしてオンロードタイヤを装着していたんですが、日曜日の山サイを前にタイヤを新品のオフロードタイヤに替えました。今回は軽さ重視でフルサスはお休みです。
　秘密の坂練場所への途中で通る二つ池。ふだん何気なく通過していましたが、ちょっと停まって眺めると、なんかよい感じだったので撮ってみました。お洒落感でてるでしょ。